自己紹介

自己紹介

DAIと申します(FaceBookでは実名)。趣味は旅行で7年間で21ヶ国訪問、地球4.8周ぐらいしています。ガジェットが好きで、どうやって使うかを考えることが好きです。

 

何を仕事にしているか

IT企業に勤めています。新規事業の立ち上げに関わらせて貰うことが多く、様々な業界の進化に関われることが楽しいです。

 

自分の時間で作っているもの

最近、秋葉原から欲しいものがなくなり、台湾や韓国の電気街も見て回りましたが目新しいものが少ないのです。

そこで「欲しいものを探す事」から、「欲しいものを作る事」に週末の時間の使い方を変え、17年11月からFABを利用し始めたところ、レーザーカッター(以下LC)の面白さに嵌まりました。

これまでに、アクリル素材を使って実用のために壁掛け時計、PCモニタースタンドを作り、練習のために某巨匠建築家のステンドグラス風の窓を作りました。 

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今まで職人が何十年と腕を極めて作っていたものが、LCに触れて2ヶ月で出来てしまった!と言う驚きを体感しています。

この先は、オリジナリティを出して、見惚れるIoTデバイスに進化させたいと考えています。

 中国経験

深センと言うところが面白いらしいと聞いて、17年12月に1泊2日の弾丸旅行をして、その電脳都市ぶりに衝撃を受けました。

現地では、地下鉄+シェアサイクル+WeChatPayで行動していました。言語はVoiceTra様(翻訳アプリ)にお願いしています。

 

「ハードウェアのシリコンバレー深センに学ぶ」と
「メイカーズのエコシステム」感想

前述の理由で深センを訪れ、衝撃を受け、自分の感覚との答え合わせの為に、帰国後にこの2冊を読みました。

 

「メイカーズのエコシステム」では

私が今ひとつ言語化できなかったメイカーの本能的なモチベーションの源泉、打率の高くないクラウドファンディングへ出資する動機、作品を売ることが「販売」ではなく「頒布」であることの解説があり、最新の概念をキャッチアップするのに役立ちました。

今日の深センが生まれた背景が、ここまで体系的に整理されているのも希有だと思います。

観察会参加者のレポートも珠玉で、深センのPCB生産現場の実情を「サンハヤトが二度見するレベルの素朴さ」と説明するくだりでは、まだ見ぬ工場の情景が伝わってきます。

 

次に「ハードウェアのシリコンバレー深センに学ぶ」では

外からは知ることの出来なかった深センのプレイヤーの関係性が、理解が出来ました。

私なりに整理すると、下図のように関係しており、方案公司とその周辺プレーヤーを活用するためには、なぜ仲介者が必要かということも、中国での商習慣や価値観も含めて理解できます。

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驚異的なスピードで開発・生産が出来る背景に「野良クリエイティブ・コモンズ」とも呼べるような仕組みがあることも分かりました。

#”野良”と表現したのは、権利者の意思に関わらず共通基板/金型となる部分です。一方で良いものがデファクトスタンダードになる仕組みでもあり、権利者への還元策さえ生まれれば、良い仕組みでもあると言えます。(2018年1月20日 追記)